奈良時代の終わり頃、秋田県八幡平の焼山噴火で98℃、毎分9,000リットルが湧湯して以来1200年の長きにわたり、
温度、量、含有薬効の変化もなく湧出し続ける玉川温泉。
地質学者ロバート・ロフォーニ博士はこの源泉を
世界の奇跡として賞賛しています。

発見当時は、硫黄精錬の労働者などに傷や打撲、眼病治癒の目的で利用されていました。昭和初期頃までは、
ハンセン病患者や難病で医者に見離された人々が苫小屋をたてて寝泊りしており、やがて、小児麻痺や脳卒中、
重度の皮膚病に苦しむ人々も数多く訪れるようになりました。また、地元の人々は
北投石を風呂や飲料水に入れて
健康を維持してきました。
現在では、がん治療にも効果があるとマスコミでも紹介され、湯治に来る人が後をたちません。

近年、ラジウムによるがん治療の研究が数多くされており、完治したという報告もされております。
岩盤の熱と、湯川で今でも生成し続けている北投石からのラジウムががんをはじめとする難病に
効果をもたらすと言われています。玉川温泉だけに北投石ができるのは、pH1.1という強酸性の
温泉成分が関係しています。
焼山火山地下のマグマ中の酸性ガスが地下水と混ざり、250℃〜300℃で沸騰し、
水蒸気はいったん大気中に放出されます。熱水は大噴(おおぶけ){源泉}から湯川となって流れ、
硫酸バリウムや硫酸塩などの成分が少しずつ川底の石に沈殿し玉川だけの北投石となるのです。

多くの温泉が温められた地下水であるのに対して、玉川温泉はマグマの水蒸気と酸性ガスを直接の
成分としているところ
に秘密が隠されています。


〜この頁は、株式会社東拓コーポレション様のご好意で、写真並びに文章を特別にお借りして作成しています。〜

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